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特集インタビュー

神栄運輸株式会社 代表取締役社長
香森 洋一氏

  • 神栄運輸株式会社 安全性有料事業所認定証
  • “負けず嫌い”が原動力。
    変化を恐れず、誠実に前へ進む経営。

    創業以来、誠実で堅実な経営を続けてきた神栄運輸株式会社。今回は、二代目社長として会社を率いる香森社長にお話を伺いました。子どもの頃の意外なエピソードから、経営に対する信念、そして社員への想いまで──その人柄と哲学に迫ります。

子どもの頃からリーダータイプだったそうですね。

香森社長:そうですね。とにかく負けず嫌いでした。勉強でもスポーツでも、「自分の方が上だ」と思われたくて仕方なかった(笑)。ただ、努力はあまり得意じゃなくて、負けたら言い訳ばかりしていた気がします。でもその“悔しさ”が、今思えば行動の原動力になっていたのかもしれません。

学生時代に夢中になっていたのは「車」だったとか。

香森社長:ええ。中学生のころから車の雑誌ばかり読んでいて、「免許取ったらこの車に乗りたい」「こうカスタムしたい」と想像してました。周りはバイクに夢中でしたけど、自分だけは車一直線(笑)。あの頃から“モノづくり”や“機械の仕組み”に興味を持っていたのかもしれません。

今の仕事につながる“原体験”は何かありますか?

香森社長:アルバイト時代から常に「自分はこれだけできる」とアピールしていました。どんな仕事でも早く覚えて、気づけばリーダー的なポジションにいましたね。ただ、面白いのはいつも“ナンバー2”の立場が多かったこと。No.1を支える方が性に合っていたんでしょうね。でも、その経験が今、経営を支えるバランス感覚につながっている気がします。

一番の転機は、やはり社長就任のときでしょうか。

香森社長:はい。先代が急逝して、突然バトンを受け取ることになりました。それまでは経営というより現場目線でしか物事を見ていなかったので、まさに“ゼロからのスタート”でした。最初の頃は「人を増やせば」「車を増やせば」と勢いで走っていましたが、資金繰りの難しさに直面して、ようやく“経営”を学ぶ必要性を痛感しましたね。あの経験がなければ、今の自分はありません。

経営で最も大切にしていることは?

香森社長:「ズルをして稼がない」ことです。目先の利益を追ってルールを軽視すると、結局会社も人も崩れます。堅実に、誠実に、正しいことを続けること。それが一番の近道だと思っています。だからこそ、法改正のような大きな変化があっても動じません。土台をしっかり作ってきた自信があります。

社長の座右の銘を教えてください。

香森社長:「為せば成る 為さねば成らぬ何事も」。この言葉が好きなんです。どんなことも、結局“やるか、やらないか”。行動しなければ、何も変わらない。だから僕は、まず動くようにしています。

いま特に注力している取り組みは?

香森社長:「健康経営」ですね。ドライバーの高齢化が進む中で、まず健康であることが“安全”にも“継続雇用”にもつながると考えています。ただ、押し付けではなく、本人が自主的に意識できる仕組みを整えることが大事。健康診断の数値だけで終わらせず、どうしたら気持ちよく働けるかを一緒に考えています。

― 今後10年、どんな未来を描いていますか?

香森社長:事業の形にこだわらず、柔軟に変化していきたいです。M&Aのような形も含めて、多角的に挑戦する時代だと思っています。ただし「人ありき」の経営姿勢だけは変えません。どんな事業をやっても、“人が中心”という考え方は守り続けたいですね。

社員に伝えたいことを教えてください。

香森社長:「礼節」と「信頼」です。どんな仕事でも、相手に敬意を持って接することが第一歩。礼を尽くせば信頼が生まれ、それが次の仕事へつながる。そしてその繰り返しが“成長”だと思います。僕自身、社員が何か一つでも成長を感じられる瞬間を大切にしています。待遇も環境も、良くなる方向にしか進めません。「この会社で働いてよかった」と心から思ってもらえるように、これからも努力していきます。

プライベートも少し伺いたいのですが、オフの日は何を?

香森社長:意外とアクティブなんですよ。インドアではオンラインゲーム、アウトドアではゴルフや草野球です。草野球は今4チームくらい掛け持ちしていて、シーズン中は日曜ほぼ全部試合です。野球も仕事も、チームワークの大切さは共通ですね。

これから社会に出る若い世代へメッセージをお願いします。

香森社長:ライフワークバランスが重視される時代ですが、何かを得たいなら一度“がむしゃら”になってみてほしい。その先でしか見えない景色があります。やらない理由を探すより、まずやってみる。その経験が、きっと将来の“バランスの取れた生き方”に変わっていくと思います。

  • 編集後記

    どこまでも誠実に、そして人想いに。香森社長の言葉は決して派手ではないが、その一つひとつに“現場で生きてきた人”の重みがある。
    「為せば成る」──その信念が、神栄運輸の未来と業界の最先端を行く会社へと着実に動かしている。